「学校法人中村学園」は観光庁長官登録研修機関として認定され、旅程管理主任者資格取得のための「旅程管理主任者研修」を開講しています。

 「旅程管理主任者」とは旅行会社が企画するツアーに添乗員として同行するために必要な資格です。 旅行業・観光業及び添乗業務に関心のある方に、専任講師による基礎から学ぶ充実した研修を用意しています。また、本学園の「旅程管理主任者」資格を取得するための学習内容は、サービス業の基礎知識としても広く役に立つ内容です。

 観光庁では引き続き「観光立国 日本」の実現を推進し、各都道府県への呼びかけと共に、人材育成にも力を入れています。旅行業・観光サービス業の基礎を学習することにより、今後の日本の観光産業の発展につながる担い手となることを目指しています。

 旅行会社の企画する海外、国内の団体やパッケージ旅行(修学旅行や職場旅行も含む)に同行し、旅行の行程を予定通りに安全に且つ円滑に進める「添乗員」、「ツアーコンダクター」と呼ばれる役割を担う人のうち、観光庁長官登録研修機関での「旅程管理研修」を修了し、添乗実務経験を有した資格取得者のことを「旅程管理主任者」といいます。

 旅行会社からお客様へのご説明書面に「旅程管理者(添乗員)が同行します。」と明記しているツアーにおいては、旅程管理主任者を同行させることが義務付けられています。複数の添乗員がいる場合はチーフ添乗員が、一人の場合はその一人の添乗員が、この旅程管理主任者資格取得者でなければなりません。


「総合旅程管理主任者」 国内、海外の両方に添乗可能
「国内旅程管理主任者」 国内旅行での添乗のみ可能

 “添乗員/ツアーコンダクター”になるためには、「旅程管理主任者」の資格を取らなければなりません。この資格を取るためには、観光庁に認可された登録研修機関で「指定研修」を受け、「修了テスト」に合格し、さらに合格の前後1年以内に添乗実務研修旅行に参加する必要があります。(旅行業界以外の一般の方々は「指定研修」の前に「基礎研修」を受ける必要があります)

資格取得のための「添乗実務研修旅行」は本学園主催の研修旅行への参加に限らず、旅程管理指定研修修了日の前後1年以内に1回以上、または3年以内に2回以上の添乗実務経験が必要です。

  • 1. 現に旅行業者の社員である方
  • 2. 現に旅行業者によって選任され、旅程管理業務を反復継続して行っている方
  • 3. 又は2に掲げる者となることが予定されている方

※ 上記1、2の方で旅行業者や登録研修機関等が実施する基礎研修の課程の修了、旅行業務取扱管理者試験の合格等により、旅行業務に関する基礎的知識を既に有していると認められる方は、「指定研修」からの受講が可能です。3の方は、「基礎研修」からの受講となります。

※ 学生や現在旅行業に関わっていない一般の方には、「指定研修」講座受講前に※1 添乗員派遣会社への登録が必要となります。本講座受講希望の方には、登録方法をご案内します。

※1 一般の方は事前に面接を受けて合格する必要があります。